二十四節気 内経気象学

秋は「肺」の季節

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■10月からの天候

10月上旬まで暑い日が続いていましたが、10月中旬より急に気温が下がってきました。気温の急降下と共に風邪を引く人、喘息が発症する人がよく来院するようになりました。また11月からは移動性高気圧に覆われて晴れる日が多く、乾燥もつよくなってきました。

■秋は肺の季節

東洋医学では、秋は肺の季節とされています。五行でいうと「金」の季節であり、五蔵に配当すると肺になります。一年の陰陽推移でいうと、夏に陽気が最も強くなり、秋から陽気は衰えてきて代わりに陰気が盛んになってくる季節です。

秋の天候の特徴は、涼気と乾燥ですので、現代生気象学でも、乾燥は気道粘膜の蠕動が弱まりウイルス・細菌が繁殖しやすくなりますし、同時に風邪ウイルスも乾燥で活発になります。気温低下により免疫が低下し、容易に風邪をひいたり、喘息を発症しやすくなるわけです。喘息については10月に最も多くなるハウスダストの影響も受けます。以上より秋は肺の季節とされるわけですね。

■風邪の予防

乾燥については、こまめに水分を摂取して喉が乾燥しないようにします。香辛料は体温をあげて粘膜や皮膚が乾燥しやすくなるので秋は控えめにします。気温低下は、衣類を気温にあわせてしっかりと保温し、特に就寝時に身体が冷えることが多いので、特に背部が冷えないように注意しましょう。

■秋は陰を養う季節

海辺、山林、湖畔、山、渓谷など行って涼気(陰気)を養う。自然の陰気を身体に取り入れるということです。また夏の間運動不足だったので涼しくなったら身体を動かしましょう。

以下は11月30日にいった箕面の紅葉の写真です。清流が流れる渓谷沿いなので陰気を養うには絶好の場所でした。

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