内経気象学 臨床

最近の高温の影響について・週末カゼに注意

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今日は驚くほど暖かく、ところにより25℃を超える10月上旬並の気温でした(12月として歴代最高を記録したところが多かったです)。イチョウも暖かいのでなかなか散らないですね。温暖化のためといっていいですね。

本日14時近畿の気温(気象庁提供)

これは低気圧の暖域に入っていたために南からの暖かい空気が流れ込んだためです。

12時の天気図(気象庁提供)

12月4日最高気温の歴代一位を記録したところ(気象庁提供)

大阪での11月1日から12月4日までの最高気温・最低気温の推移をしめしたグラフです(今日の気温がすごいことになってます)。11月上旬は平年よりもかなり気温が高く推移し、中旬は平年並みですね。下旬から12月初頭にかけて再び高温で推移しています。

本来秋は、気温が下がるにつれて東洋医学での肝気の働きは衰え、身体の陰気が増すとともに陽気は沈んできます。

ところが今年のように気温が高く推移すると、肝は盛んになって肝気上逆という病機を生じて、のぼせ、眩暈、頭痛が起こりやすくなります【特に中旬のように平年並みに気温がさがってから下旬に気温が上がるような天候は春に似ているのでこのような症状がでます】。

またカゼをひくと咳症状がつよく出てきたり長引くことが多いですし、実際そのような患者さんがよく来院されています。

【 内経気象学入門 p74-77、p174-187参照 】

低温から高温に天候が変化するとのぼせ、眩暈、頭痛、咳症状がでやすい

夏に流行するアデノウイルスによる咽頭炎や結膜炎も、流行していますが、この病気は東洋医学では「温病」とされるカゼで、気温が高い時期に流行するものが、高温の秋の天候のせいで流行していると考えています。
このような天候の時は、身体を温める食材や飲食は内熱(炎症傾向)がつよくなるので、ニンニクや唐辛子は控えめにして生野菜をとるようにします。またごぼう・レンコン・人参など根菜類は陰を補う働きがあり、しっかりと食べましょう。

この週末からは気温が大きく下がります。急に気温が下がるとカゼを引きやすくなりますので、今度は身体を冷やさないように注意が必要です。

週末からカゼに要注意

それにしても今年は寒暖が大きく衣類の選択が難しいですね。天候の変化を気象庁の週間天気予報で調べておけば、気温対策として万全ですね。

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