高温の啓蟄(けいちつ) - ブログ 東洋医学と気象歳時記

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高温の啓蟄(けいちつ)

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遅れましたが啓蟄と最近の天候について書きます。「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也」(暦便覧)。

啓蟄

【ブリタニカ国際大百科事典の解説】

啓蟄の語源は,蟄虫啓戸 (地中にひそんでいた虫が戸を啓いて地上にはい出るという意味) に由来し,昔中国ではこの期間をさらに5日を一候とする三候に区分した。

【日本大百科全書(ニッポニカ)の解説】

中国や日本の太陰太陽暦で用いる二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで、二月節である。冬ごもりをしていた虫が気候が暖かくなって外に出てくる時期という意である。太陽の視黄経が345度に達するときで、太陽暦の3月6日ころにあたる。[渡辺敏夫]

このころ初雷(はつかみなり)が鳴り、これを聞いて虫が土中からはい出すと考えたので、これを「虫出しの雷」ということもある。「余寒いまだ尽きず」といった天候の季節にあたり、年によっては南国でも一時、雪になったりする。しかし春の彼岸も近いので、日の長くなり方も急であり、すでに光の春の季節は始まっているとみることができる。[根本順吉]

今年は東日本以西では昨年の冬から暖冬傾向です。啓蟄は上記のように気温上昇とともに象徴として虫が地中から出てくる時期とされていますが、暖冬で下のグラフのように2月下旬から現在まで高温が続いていますので春の到来はかなり早い感じです。

近所(西宮市)では3月2日に開花した桜がありました。

身体では、高温が続くことで内熱傾向であり、口渇してめばちこや膀胱炎、皮膚炎などを発症する人が多いです。また春の急激な気温上昇により肝の蔵が盛んになりすぎて、のぼせ・眩暈・精神不安定な症状も昨年よりもかなり多い印象です。

養生としては香辛料・ニンニク・ニラ・ナッツ類・油濃いものはなるべく控え、キャベツなどの葉物野菜・根菜類や柑橘類をよく食べて内熱を冷まし、気を下に引き下げてあげましょう。鍼では、体質により異なりますが、百会・太衝・照海・気海・肝兪などを用いて余分な肝気を緩め、気を下に引き下げます。

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